昨日の夕方、庭の生け垣を剪定していたときのことです。特に何かを触った記憶も、鋭い痛みを感じた記憶もなかったのですが、今朝起きると腕の数箇所に見たこともないような水ぶくれができていました。最初は蚊に刺された場所を無意識に掻き壊したのかと思いましたが、よく見ると透明な液体がパンパンに詰まった綺麗な球状の水ぶくれで、その周囲が真っ赤に腫れ上がっています。痒みは尋常ではなく、保冷剤で冷やしても一時的な気休めにしかなりません。気になってインターネットで調べてみると、どうやら私はチャドクガという毛虫の被害に遭った可能性が高いことが分かりました。チャドクガの幼虫はツバキやサザンカの葉に群生しており、直接触れなくても、風に舞った微細な毒針毛が服を通り抜けて皮膚に刺さることがあるそうです。私の腕にできた水ぶくれは、その毒に対する強い炎症反応の結果だったのでしょう。これまでも虫刺されは経験してきましたが、これほどはっきりと水ぶくれになったのは初めてで、自分の体質が変わったのかと不安になりました。皮膚科の先生に診てもらったところ、毛虫による皮膚炎は一度感作されると二度目以降の接触でより激しい症状が出ることがあると説明されました。処方された強いステロイド外用薬を塗ると、数日で痒みは落ち着きましたが、水ぶくれが破れた後の皮膚はデリケートで、完全に跡が消えるまでには時間がかかりそうです。この経験から学んだのは、虫刺されによる水ぶくれは何の虫にやられたかを正確に把握し、自己判断で処置をしないことの大切さです。特に水ぶくれができるタイプの虫刺されは、毒性が強いかアレルギー反応が激しいため、放置すると範囲が広がったり、跡が茶色く残ったりしやすいそうです。庭仕事をする際は、暑くても長袖長ズボンを着用し、首元にもタオルを巻くなどして、物理的に皮膚を露出させないことがいかに重要かを痛感しました。もし同じように水ぶくれができて困っている人がいたら、それはただの虫刺されと侮らず、すぐに医療機関に相談することをお勧めします。見た目の不気味さ以上に、その背後に隠れている毒素の強さを侮ってはいけないということを、身をもって体験した夏の出来事でした。